最近、まつ毛エクステやまつ毛パーマなど、まつ毛の施術をする女性たちが多くいます。そしてそんなまつ毛の施術をするのが「アイリスト」です。そんなアイリストを目指している方も多いでしょう。そこでこの記事では、これからアイリストを目指すのであれば知っておきたい専門用語をご紹介します。
アイラッシュ
そもそも冒頭でもお伝えした「アイラッシュ」とはどういう意味なのでしょうか?アイラッシュとは、まつ毛そのもののことです。そのためアイラッシュ施術は、まつ毛エクステやまつ毛パーマといったまつ毛に施す施術全般のことを指します。
マツエク
マツエクとは、まつ毛エクステの略称です。まつ毛エクステのサロンを「マツエクサロン」と呼ぶことも多くあります。そんなマツエクは、まつ毛1本1本に、人工のまつ毛を接着剤でつけるものです。マツエクは、シングルエクステ、ボリュームラッシュ、バインドロックなど、さまざまな種類があります。
オーソドックスなのはシングルエクステ
マツエクの中でもオーソドックスなのは、シングルエクステです。そしてシングルエクステの中でも、シルク、セーブル、フレア、ミンク、フラットラッシュなど、さまざまな毛質があります。
種類のほかにも長さやカールが選べます。カールは、Jカール、Cカール、Dカールが代表的です。長さやカールを変えるだけで、自然なまつ毛の仕上がりにしたり、ボリュームのある仕上がりにしたりと、まったく違った目元の印象にできます。
目頭、トップ、目尻で長さやカールを変えることも可能で、顧客の目の形に合わせてデザインをするのもアイリストの仕事です。
グルー
グルーは、まつ毛エクステをつける接着剤のことです。強力なものから肌に優しいものまで、さまざまなものがあります。まつ毛エクステは自まつ毛に付けるので皮膚に触れることはありませんが、それでも皮膚が弱い方だと強いグルーに反応してかぶれてしまう可能性もあるのです。肌が弱い方には、事前にパッチテストをするサロンも多くあります。
コーティング
コーティングは、まつ毛エクステ施術後に接着部分に液体のコーティング剤を塗布するものです。コーティング剤を塗ることで、まつ毛エクステの接着力が強くなり、持ちがよくなります。
そんなコーティング剤は、サロンで施術の仕上げに塗ることが多いです。またサロンによっては、コーティング剤を店頭で販売しているところもあります。顧客に自宅でもコーティング剤を塗布してもらうことで、よりまつ毛エクステの持ちがよくなるからです。
トリートメント
トリートメントは、自まつ毛に施すものです。まつ毛エクステは、自まつ毛がある程度強くなければしっかりつけられません。そこでトリートメントをすることで、自まつ毛のキューティクルを補修したり、強くしたりするのです。
自まつ毛のケアもしっかりしたいという方に向けて、トリートメントメニューがあるアイラッシュサロンも多くあります。
フレア
まつ毛エクステの一種で、一つの根元に複数本のまつ毛エクステがついたものです。1本つけるだけでボリュームが出るので、全体的にボリュームを出したいという方におすすめのまつ毛エクステです。フレアエクステの中でも、一つの束で2~3本のまつ毛エクステがついたタイプが人気です。
ツィザー
ツィザーは、まつ毛エクステを自まつ毛につけるために使う専用のピンセットです。通常のピンセットと異なり、施術しやすいように先端が曲がり、細くなっているのが特徴です。ツィザーでまつ毛エクステを挟み、自まつ毛に付けていきます。ツィザーの使い方を間違えると顧客の目を怪我させてしまうこともあるため、慎重に扱うことが大切です。
アイラッシュとマツエクの違い
まつ毛エクステの施術ができるサロンは、マツエクサロンのほか、アイラッシュサロンと呼ばれることがあります。まつ毛エクステのことをアイラッシュと呼ぶこともあるでしょう。しかし、先ほどお伝えしたように、アイラッシュとマツエクは意味が違います。
アイラッシュは、まつ毛そのものを指す言葉です。そのため「アイラッシュサロン」は、まつ毛エクステのほか、まつ毛パーマやパリジェンヌラッシュリフトなど、まつ毛に関する施術ができるサロンのことを指しています。
一方マツエクは、まつ毛エクステの略称です。アイラッシュ施術の中でも、まつ毛エクステのみを指しています。つまり「マツエクサロン」は、まつ毛エクステに特化したアイラッシュサロンともいえるでしょう。これからアイリストを目指したい方は、アイラッシュとマツエクの違いをしっかり理解しておいてください。
まとめ
今回の記事では、アイリストを目指すために知っておきたい専門用語をいくつかご紹介しました。今回ご紹介したのは、まつ毛エクステや接着剤など、アイラッシュに関する基本的な用語です。アイリストとして仕事をするなら、日常的に使うことになるでしょう。そのため、それぞれの意味をしっかりと理解して頭に入れておいてください。