アイリストはやりがいや魅力のある仕事ですが、働くうえで大変なことも多くあります。アイリストを目指している人に大事なのは、やりがいや大変なことを包括的に把握することです。やりがいや大変なポイントを把握することで、モチベーションの維持や覚悟につながります。本記事を参考に、アイリストの良い部分・大変な部分を知りましょう。
アイリストのやりがい
アイリストがやりがいを感じる瞬間については、主に以下の4つのポイントがあります。
お客さんに喜んでもらえたとき
お客さんからの感謝の言葉や笑顔に触れる瞬間は、アイリストとしての仕事の価値を深く感じられる重要な場面です。
とくに「目元のコンプレックスが解消された」「悩みが軽減された」といった声をもらうと、施術の成果が直に伝わり、達成感や誇りを感じます。お客さんの期待に応えることで、自身の技術やサービスへの自信が高まるきっかけにもなります。
指名してもらえたとき
お客さんから「次も〇〇さんにお願いしたい」と指名されることは、自分が信頼されている証拠です。リピートしてもらえることで、必要とされている実感を持て、さらに技術向上へのモチベーションが高まります。
美容師やネイリストなど他の美容関連職と同様、指名やリピートは、仕事に対する励みとなる重要な要素です。
大切な日のお手伝いができたとき
結婚式や成人式といった特別なイベントの前にお客さんが訪れることがあります。大切な日に向けて施術を任されることは責任感が伴います。
しかし、重大な役割を果たせたという充実感や満足感は、アイリストとしてのやりがいの大きな部分を占めます。お客さんの大切な一日をサポートするという責任を果たしたとき、自分の仕事の意義を実感できます。
職場から頑張りを評価してもらえたとき
サロン内での頑張りが評価されることも、アイリストにとって重要なやりがいのひとつです。たとえば、歩合給や指名数が給与やボーナスに反映される場合、努力が形となって報われる実感があります。
また、昇給や昇進といったキャリアアップの機会が訪れると自身の成長を直接感じられるため、さらなる意欲につながります。
アイリストの魅力
アイリストとして働くことには、やりがいだけでなく魅力的な働き方の特徴も多くあります。
1~3か月程度でデビューできる
アイリストの大きな魅力のひとつは、短期間でデビューできる点です。平均して1~3か月程度でお客さんへの施術を担当できるようになるため、美容業界の中ではデビューまでの道のりが非常に短い職種といえます。
また、美容師免許を活かせるため、美容師としてのキャリアからアイリストへ転身するケースも多く見られます。とくに新しいチャレンジを求める美容師にとって、アイリストの道は非常におすすめです。
1人で最後まで施術できる
アイリストの魅力のひとつとして、施術を最初から最後まで一人で行える点が挙げられます。美容師の場合、カットやカウンセリングは担当するものの、カラーやシャンプーは他のスタッフが分担することも少なくありません。
しかし、アイリストの場合はカウンセリングから施術、仕上げに至るまで一人で行うのが一般的です。お客さんの要望や好みに細かく応えられるだけでなく、自分自身が施術をすべて担当することにより、達成感や満足感も得られます。
独立・開業もできる
アイリストは、将来的に独立や開業を目指せる職業です。実際にサロンで経験を積み、技術を磨いた後に独立を果たすアイリストは少なくありません。独立することで、サロンのコンセプトやサービス内容、店の雰囲気を自由に設計でき、自分の理想とする美容体験を提供できます。
さらに、収入面でも、サロンに所属して働くよりも大きな可能性を持てる点が魅力です。努力次第では収入を大きく伸ばせるため、夢や目標を持って働くモチベーションにつながります。
アイリストの大変なポイント
アイリストという職業にはやりがいや魅力がある一方で、大変な面も存在します。
肩こりや目の疲労感に悩む
アイリストは長時間にわたり同じ姿勢で施術を行うため、肩こりや目の疲れに悩むことが少なくありません。繊細な作業を行うため、目の痛みや首の負担も感じやすい職業です。
施術中の姿勢が猫背や足を組んだ状態、首を不自然に曲げる形で行われている場合、身体への負担はさらに大きくなります。身体への負担を防ぐためには、頭から腰まで一直線になるよう背筋を伸ばして施術することが理想的です。また、適度なストレッチや身体の痛みを和らげるためのグッズの活用も有効です。
施術にプレッシャーを感じる
アイリストの仕事は、目元という非常にデリケートな部分を扱うため、失敗が許されない責任の重い職業です。最悪の場合、炎症や失明などの深刻なトラブルを招く可能性があるため、常に緊張感を持って施術に臨む必要があります。
プレッシャーに対処するためには、練習や経験を重ねることが重要です。初めから完璧に施術をこなすのは難しいため、繰り返し練習を行うことで、技術に自信を持ちましょう。そうすることで、自然とプレッシャーを軽減できるようになります。
時間内に施術する必要がある
アイリストの施術は時間制限があるため、決められた時間内に施術を終えるスピードと正確さが求められます。施術中に、時間内に終わらせなければという焦りが強くなると手が震え、結果的に時間がかかることもあります。
この問題を改善するには、施術動作のひとつひとつにかかる時間を測定し、自分がどの部分で時間を要しているのかを分析する方法がおすすめです。
また、何時間以内に仕上げるという目標を立てて練習に取り組むことで、時間意識を高め、効率的に作業を進められます。ただし、時間短縮を意識しすぎて施術が雑にならないよう注意が必要です。
まとめ
アイリストは、お客さんの笑顔や感謝の言葉に触れたり、大切な日のサポートを任されたりすることで、大きなやりがいを感じられる職業です。また、1〜3か月の短期間でデビューでき、施術を最初から最後まで一人で行える点や、将来的に独立・開業を目指せる点も魅力です。一方で、肩こりや目の疲労、プレッシャー、時間制約の課題もあります。しかし、姿勢改善や練習を重ねることで負担を軽減し、さらなるスキル向上を目指せます。やりがいや魅力を理解しつつ、大変な面にも対処する準備をすることで、充実したキャリアを築けます。