アイリストになってよかったこと・大変なこととは?

公開日:2022/11/17 最終更新日:2024/02/08

アイリストを目指している、あるいは興味があるけれど、アイリストって職業としてどうなの?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。マツエクやまつ毛パーマでお客さんの目元を美しく魅力的にするアイリストについて、この仕事に就いてよかったこと、大変なことなど解説していきましょう。

アイリストの仕事は大変?

アイリストになることができる条件は美容師の資格をもっていること、つまり美容師免許をもっていなければアイリストになることはできません。美容師免許は国家資格なのですが、この資格をもち美容師として勤務する場合、給与や待遇に満足できないことも少なくありません。

ところが、同じ美容師免許を活かして働くアイリストの場合、一般的な美容師よりも給与が高く高待遇で働くことができます。待遇面では恵まれているアイリストなのですが、仕事の内容はというと待遇がよい分大変なことがあるのも確かです。

目元の施術なので神経を使う

お客さんの目元の施術ということで、目を傷つけないように神経を使う作業となります。そのため、慢性的な目の疲れを感じたり肩こりや腰痛に悩まされたりしているアイリストも多いです。また、無事に施術が完了してもお客さんが満足できない場合はクレームが入ることもあり、強いストレスを受けてしまうこともあります。

分業ではなく1人ですべて担当する

アイリストが1人のお客さんにかける時間は、内容にもよりますが1~2時間程度になります。美容師の場合なら、1人のお客さんに対しシャンプーやカットを複数のスタッフが分業制で行うこともできるのですが、アイリストの場合は基本的に1人ですべてを担当します。

上記でも説明したように神経を使う作業なので、1~2時間の間ずっと集中力を保つことは大変であることは間違いありません。しかし、自分のペースで自分が納得できる接客もできるので、やりがいがあり充実感のある仕事であることも確かでしょう。

アイリストになってよかったこと

サービス業はお客さんに喜んでもらえることが励みになり、やりがいを感じられるものです。アイリストもサービス業であり、お客さんを美しく変身させ笑顔なってもらえることが自分の喜びにもなります。

一度施術を行って、そのお客さんに気に入ってもらい指名されることは、よりいっそうやりがいを感じられ、自分の仕事に誇りをもてるようになるはずです。

スペシャリストを目指すこともできる

おそらく、アイリストになりたい人ならメイクが好きで、メイクすることを仕事にしたいと望んでいる人がほとんどでしょう。好きなことを職業として選ぶのは簡単ではないこともありますが、アイリストの場合はそれも可能で、頑張って技術を身につけ資格を取ることで、美容のスペシャリストとなり活躍できます。

独立して開業することもできる

スペシャリストとなり固定客がつくことで、充実した毎日を送ることができ生活も安定します。また、その上を目指しキャリアアップのために独立・開業することもアイリストなら可能です。

もちろん、そのための技術を磨きお客さんのさらなる信頼を得るための努力も必要になりますが「自分のサロンをもつ」という希望や目標がもてるのも、アイリストの魅力でしょう。

やりがいを感じられるアイリストの働き方

好きなことを職業にできるという面でもやりがいを感じられるアイリストですが、収入面でも美容師より待遇がよいため、さらにやりがいを感じられるでしょう。

マツエクは近年需要が高まっていますが、対応できるアイリストの数は多くないのが現状で、人手不足が問題となっています。つまり、アイリストは引っ張りだこということで、サロンは人材確保のためによりよい待遇を提示してきます。

正社員で役職がつけば収入アップも

サロンで正社員として働く場合、経験が浅く技術的にも未熟なら収入もそれほど多くはありません。しかし、技術を身につけ一人前のアイリストになれば当然収入も上がり、役職がつくことでさらにアップすることが期待できます。

指名料がプラスされる

固定客がつき指名されるようになると、その指名料が基本給にプラスされます。頑張ってスキルアップすることで給料もアップするので、さらにやりがいを感じられるのは間違いありません。

美容師よりも早く一人前になれる

アイリストも美容師も、なれる条件は美容師免許をもっていることです。美容師は免許を所得した後で、スタイリストになるまで練習を重ねて技術を習得しますが、それは短期間ではなく長期間であることが一般的です。

一方でアイリストの場合は、美容師免許を取得し技術を身につけた時点で、すぐにお客さんを担当し施術を行うことができます。いわゆる下積み期間が長い美容師と比較して、アイリストは一人前になるまでの期間が短いというメリットもあります。

まとめ

自分の「好き」を職業にできるのは幸せなこと、アイリストになりたい人も好きだからこそ目指しているはずです。美容師免許をもっていればアイリストになることはできますが、憧れだけではやっていけない大変なこともある仕事です。

しかし、やりがいも多く常にスキルアップを心がけ技術を磨くことで独立・開業することも夢ではありません。手に職をつけその技術でお客さんを笑顔にし、やりがいを感じながら働ける、魅力がいっぱいのアイリストを目指してみませんか。

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